合掌街道 gassho-kaido 白川郷・五箇山

世界遺産合掌造り集落 祈り継がれるいにしえの里

伝統工芸と特産品 Product

白川郷の民謡

白川郷は、かつて1年のうちで4ヶ月以上も雪に閉ざされる豪雪地帯でした。
家屋の雪囲いを済ませ、降雪で外の作業ができなくなると、集落の人々が家に寄り集まり、囲炉裏を囲みながら、酒を飲み、語らい、三味線を弾き、唄い、踊る民謡が幾百年も続きました。
長い歳月の間に大切に育まれてきた民謡は、祖先が残してくれた貴重な財産であり、今も保存会によって受け継がれています。
白川民謡は、「こだいじん」「白川おけさ」「しょっしょ節」「白川わじま」が代表的で、単調な中にも歌詞や曲に特異な哀切感の漂わせる郷土芸能です。どぶろく祭りなどの祭礼はもちろんのこと、今も建前や屋根葺替、結婚披露宴などの酒宴で披露され、祝い親しまれています。

白川村の獅子舞

岐阜県の無形文化財に指定されている「白川村の獅子舞」。地区によって演目が異なっているため、7地区の獅子舞保存会(平瀬、木谷、荻町、鳩谷、飯島、やまが、小白川)によって保存継承されています。獅子舞は、舞い手が4人入って8本足となり、百足獅子と呼ばれています。剣や刀などを持った少年が、獅子と闘い退治する内容もあり、全国各地の獅子舞の中でも特異な形態と言われています。秋の「どぶろく祭り」には全種目が演じられ、毎年多くの来場者を魅了しています。

白川郷の味

有名などぶろく祭りから生まれた「どぶろく」風味の煎餅や羊羹が、お土産の中では特に人気があります。また、白川郷で古くから受け継がれる助け合いの精神「結(ゆい)」から命名された大吟醸「結心」は、爽やかな香りが好評。その他、白川郷の山野でとれた栃の実やよもぎを素材とした「とちもち」「くさもち」、白川郷の雪深い里で仕込まれた田舎味噌に地元で取れた四季折々の野菜や山菜などを和えた手作り味噌の「ふきのとう味噌」「とうがらし味噌」なども伝統の味をお楽しみいただける逸品です。

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五箇山の民謡

「五箇山は民謡の宝庫」と言われるほど、数多くの民謡があります。五箇山の民謡は、いつの頃から誰が唄い始めたものなのか、どこから来てどのように広がっていったのか定かでないものが数多くありますが、口頭伝承によって受け継がれ、風土とともに発展してきた文化遺産です。最も代表的な「こきりこ節」や「麦や節」は無形文化財に指定され、唄い踊り続けることによって守られ、時代を越えて五箇山に息づいています。
また、五箇山特有の「まいまい」は、祭礼の日や盆などに若者が集まり、男女交互に並んで手をつなぎ、互いに問いかけるような唄を唄いながら踊ります。肩やかかとが触れ合いながら円を描いて踊るそれは、日本最古のフォークダンスと言われています。まいまいで結ばれる男女も少なくなかったようです。

五箇山和紙

毎年、楮(こうぞ)の木が刈り取られると、五箇山に早い冬が訪れます。その楮を洗う、煮る、さらす、そして漉くといった作業を経て作られる五箇山和紙は、積雪2メートルにも及ぶ気候風土と、それに耐えぬく素朴で強靱な民情から連綿として今日に受け継がれてきた文化です。昭和63年には八尾和紙、蛭谷和紙とともに「越中和紙」の名で、国の伝統工芸品に指定されました。より優雅な風格をもつ生漉楮紙や加工品は、全国の有名作家や文人墨客の友として親しまれています。

五箇山の味

かつては冬越しの保存食として食されていたものが、今では鮮やかな色と飽きのこない味わいが幅広い年代に好まれている「赤かぶ漬け」や、澄んだ水と地場の大豆を使用した昔ながらの「五箇山豆腐」など、五箇山独特の特産となっています。その他にも「合掌みょうが」や山菜加工品、お味噌など自慢の味が満載。100年以上も前から村人たちに愛されてきた五箇山の手造りの酒「三笑楽」は、生産量が少ないことから、今や幻の銘酒と呼ばれる人気商品となっています。

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